司祭叙階50周年に思う 山口輝男神父

今年3月19日聖ヨセフの祝日に、ともに佐世保出身である七種一一修道士さんの誓願宣立50周年と一緒に、今年6月30日に50周年を迎える私の叙階50周年を同時に記念いたしました。修道士の七種さんともに、50周年を記念することに感動を覚えました。

会憲4条は修道会の会員について、明記しています。「聖バウロ修道会の会員である司祭と修道士は、同じ修道誓願を宣立し、生活と祈りと使徒職の一つの共同体を形成し、同じ規則で統括され、同じ霊性上の恩典にあずかり、聖職叙階から生ずるもののほかは、共通の権利と義務を有している」。

また聖バウロ修道会が教会法上、聖職者修道会であり、社会的コミュニケーションの機関によって、人々に福音を宣教する使徒職修道会であることが記されています。私たちは修道士の皆さんとともに司祭職を実行する修道会会員です。さらに会則は聖バウロ修道会の司祭が全バウロ家族に奉仕する者であること銘記しています。

ですから、司祭的宣教の使命を共にする修道士と司祭の会員たち、そしてバウロ家族から、誓願宣立50周年と叙階50周年を祝賀していただいたことを喜び、感謝いたします。

私は多くの人たちに感謝します。まず、すでに天の国に入っている母に感謝します。母は私の子供の時から私の信仰生活を育ててくれました。母は毎朝、少年の私を教会に連れて行き、私が侍者を務めるのを喜びました。当時ミサはラテン語でした。私はラテン語をわかる年齢ではありませんしたが、入会して英詰に接しても、違和感を待たなくて早くなじみました。

母は小学校に行っていませんでしたから、仕事は畑の仕事と手伝いで生計を立てました。母は早くから教会の主任神父さんたちの「まかない」をしました。いろいろの神父さんたちに仕えました、スカボロ会のピエ一ロ神父さん、ガイヤ神父さん、田川栄一神父さん、そしてのちに司教になった三末神父さん、前田万葉神父さんに仕えました。私は休みに家に帰ったとき、母から料理の本にフリガナを付けるよう頼まれました。

入会してからも神父さんたちに励まされ、私は幸いにして召命に迷うことなく、司祭になりました。プラッサ神父さん、アンジエロ・カステロット神父さん、ボアノ神父さん、桑島神父さんたちに感謝です。

喜寿の年齢、今は少し健康に気を使うようになりましたし、病院通いですが、若い時にスポーツになじんで育ちましたから、神経質にはなっていません。いや何と言うべきか、健康維持がおろそかかもしれません。余命のことを考えることがあります。その中で、私は自分に求められる司祭職、使徒職に励む力を祈ります。

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