バチカンで前田万葉枢機卿はじめ、新枢機卿の叙任式が執り行われる(動画あり)

2018年6月27日午後、教皇フランシスコはバチカンの聖ペトロ大聖堂で公開の枢機卿会議を開き、その中で、大阪教区大司教の前田万葉枢機卿を含む、14人の新枢機卿の親任式を執り行った。

バチカン放送によると、この日、大聖堂には、教皇と新枢機卿らを囲んで、教皇庁や世界各国の枢機卿たちが集まった。

式の初め、新枢機卿を代表して、ルイス・ラファエル1世・サコ・バビロニア総大司教(カルデア典礼カトリック教会)が教皇に感謝を述べた。

マルコ福音書10章32‐45節が朗読された後、教皇は説教を行われ、「真に信頼に値する権威は、キリストに奉仕するために人々の足元に身をかがめることから生まれる」と述べ、「神の忠実な民の中で、飢えた人、忘れられた人、受刑者、病者、麻薬中毒患者など、希望や失望、苦しみや傷を抱えた具体的な人々の中で、キリストに仕えるよう」新枢機卿を含む全枢機卿らに語りかけた。

説教に続き、教皇は、枢機卿親任のためのラテン語の式文を唱え、新枢機卿一人ひとりの名前を読み上げ、これに応えて新枢機卿は信仰宣言を唱え、教皇への忠実と従順を宣言した。この時、枢機卿のシンボルである緋色の帽子「ベレッタ」と、指輪、任命書が各自に手渡され、さらに、それぞれの枢機卿に象徴的に託される、ローマの名義教会名を告げられた。

前田万葉枢機卿には、モンティ地区の聖プデンツィアーナ教会のタイトルが与えられた。

翌6月29日は、ローマの保護者、聖ペトロ聖パウロ使徒の祭日、この日教皇は新枢機卿、また最近任命された首都大司教らと共に、バチカンのサンピエトロ広場でミサを捧げる。

なお、教皇フランシスコにより叙任された新しい枢機卿は以下のとおり。

・ルイス・ラファエル・サコ、カルデア典礼バビロニア総大司教(イラク、69歳)
・ルイス・ラダリア、教理省長官(スペイン、74歳、イエズス会)
・アンジェロ・デ・ドナーティス、ローマ教区教皇代理(イタリア、64歳)
・ジョヴァンニ・アンジェロ・ベッチウ、国務省総務局長官代理、駐マルタ騎士団特別使節(イタリア、70歳)
・コンラート・クライェウスキ、教皇慈善活動室責任者(ポーランド、54歳)
・ジョセフ・コーツ、カラチ大司教(インド、72歳)
・アントニオ・ドス・サントス・マルト、レイリア=ファティマ司教(ポルトガル、71歳)
・ペドロ・バレート、ワンカヨ大司教(ペルー、74歳、イエズス会)
・デシレ・ツァラハザナ、トゥアマシナ大司教(マダガスカル、64歳)
・ジュゼッペ・ペトロッキ、ラクィラ大司教(イタリア、69歳)
・トマス・アクィナス・前田万葉、大阪大司教(日本、69歳)
・セルジョ・オベソ・リヴェラ、ハラパ名誉大司教(メキシコ、86歳)
・トリビオ・ティコナ・ポルコ、コロコロ司教(ボリビア、81歳)
・アクィリーノ・ボコス・メリノ、クラレチアン宣教会・司祭(スペイン、80歳)

(C) Vatican News

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