カトリック教会で使われる聖具――カトリック教会生活入門

●オステンソリウム(聖体顕示台)
金、また銀メッキされた金属製のもので、中央部に聖体を納める透明な部分があります。主に聖体礼拝や聖体行列の時に使用されます。

●つり香炉
焚香という儀式は、旧約時代の祭儀の一部で、これは信徒の祈りが天に達すること、奉献するすべての行為、物品の清めを表しています。つり香炉は、通常3本の鎖でつるされ、1本の鎖でつるされた穴のあるふたがあり、中に炭火が入っています。現代では、主に盛式ミサや聖体賛美式などに使用され、これを振って献香します。

※これらの聖具は、主に聖体賛美式で使われます。

●香入れ
焚香に用いる香は、金属製の香入れに入っています。焚香の前に香炉の炭火の上に撒きます。

●ご絵
教会の古い伝統に従って信徒の崇敬のために使用され、多くはキリストや聖母マリア、聖人たちの生涯、業績を描いた絵です。壁画からしおり、カードのようなものまで、種類も大きさもさまざまです。

●ロザリオ
カトリック信徒にとって、特に親しまれている信心用具です。ロザリオは14世紀初頭、聖ドミニコが聖母マリアからお告げを受けて、この祈りを始めたと言われています。聖母マリアの取次ぎを願う祈りです。

●メダイ
硬貨の形をした金属製の平たい円盤で、キリスト、聖母マリア、聖人、礼拝堂、宗教上の出来事を刻んであります。教会によって祝別され、信仰を増すために使われます。多くのメダイが教会に認められています。

※通常、売店などで売られているものは祝別されていないので、信心用具として使用するなら司祭に祝別していただいたほうがよいでしょう。司教、司祭による物品や人の祝別は「準秘跡」と呼ばれています。

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