ボヤ騒ぎ 年間第19主日(ルカ12・32~48)

「あなた方も用意していなさい。思わぬ時に、人の子は来るからである」(ルカ12・40)ということばがとても心に響きます。いつ、何時、どんなことが起こるか、私たちにはまったく予想がつきません。だからこそ、私たちは絶えまない準備と目を覚ましていく必要があるでしょう。

今年の一月中旬のことですが、朝五時頃、けたたましい消防のサイレンが鳴り、いったい何事だろうと思いました。しかも修道院の近くを消防車が何台も何台も走り、何となく火の手が近い感じもしました。でも早朝の五時だけに、また寒い冬ということもあり、起き上がる勇気はありませんでした。布団の中で「いったいどこが火事なんだろう」と思いました。

五時半頃に起き上がり、身支度をして聖堂に行ったら、(午前六時頃でしたが)T修道士が青ざめた顔で「A修道士は起きていますか」と探しているのです。私はてっきり、二人の修道士は早朝から出かける予定があり、A修道士が寝過ごしていて、T修道士が起こしに来たのかなあと思っていました。A修道士はふだん寝過ごすことがないので、何だか変だなあと思いました。後で分かったのですが、四谷の交差点にあるサンパウロのお店でボヤ騒ぎがあり、警備会社から「お店が燃えている」との連絡がT修道士のもとに届き、お店の責任者でもあるA修道士の所へ来たのでした。突然のことでもあり、ほんとうにびっくりしました。また朝からのけたたましいサイレンは、実際には私たちの店でのボヤであったことには、とても驚きました。いまだに原因は分かっていませんが、火事やボヤというのは突然訪れるものです。

私たちは、こうしたことにいつ遭遇するか分かりません。種々の面において、いつでも、どこでも対応できるようなことを身に付けている必要性を感じます。

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