聖書切手を楽しむ 橋本実修道士

クイズ問題に、人類の間で最も読まれている本の名は何かというのがある。答えは「聖書」である。あらゆる書物の中の最大のベストセラーであり、出版された数においてこれを凌ぐ書物はない。

私の趣味のひとつに、「聖書切手」の収集がある。きっかけとしては、もともと「キリスト教」を題材にしたテレホンカードを集めていたのが、携帯電話という便利なものが普及したことによって、テレカの存在そのものが薄れ、販売も終了。
いつしか「テレカ」集めが「切手」集めにチェンジを余儀なくされてしまったというのが、その大きな理由といえる。

「聖書切手」といっても旧約・新約があるし、また、世界中から発行される切手は、絵画、彫刻、紋章、文学や演劇、古代遺跡や神話伝承などにも関連して、多種多様のテーマで発行されているので、膨大な数になる。

誓願25年(1995年)

更にあげれば、教会の聖人たちの切手発行の多さにも驚く。
私の聖書に対する知識の無さ、語学力の無さからして、その視野は相当狭められると思うが、これからものんびりとマイペースで「切手」収集を楽しんでいこうと思う。

幸いにも、同じ「聖書切手」に勤しんでいる神父様がおられた。分からないとこらがあればいつでも相談でき、時には切手を援助していただくこともあったので非常に助かった。

最近は、テーマに沿った切手展示の機会も与えられ、励みになっている。クリスマス時期には「ラファエロの聖母子」を、パウロの月は「聖パウロの生涯」、さらに、月々の聖人たちの切手を紹介する機会もあった。

これら「聖書切手」を目にする人たちが、微々たるものかも知れないが、信仰の糧になっていただければと思う。

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