教会内の装飾品――カトリック教会生活入門

聖体ランプ
聖櫃の近くにあり、赤色の容器に収められた蜜ろうでできたロウソクです(現代では電球を使用するところが多い)。教会、礼拝堂に聖体が安置されている場合には、昼夜を問わず灯されています。

聖櫃
聖体を安置するための箱です。現代では、木・石・金属製の円形、四角形のものなどさまざまです。聖櫃は、信徒の個人的な礼拝、祈りにふさわしい教会・礼拝堂内のよく見える位置(祭壇の後ろ中央など)に設置されます。

聖遺物
諸聖人の遺骸、遺物などのことです。これは初期キリスト教時代に殉教者の崇敬と遺徳を偲ぶことから大切に保管されるという習慣に由来しています。

祭壇
永遠の命であるキリストをいただく食卓を意味します。最低1枚の布で覆われていなくてはなりません。祭壇の中心には、聖遺物をおさめた箱が安置されています。また、祭壇に上がるための階段は徳を表しています。

IHS、IHC
イエスのギリシア語表記で、祭壇や祭服などによく記されています。

聖書
聖書は、人間の意志ではなく、霊感によって神のことばを記した書物です。
聖書は旧約と新約に分けられます。

ステンドグラス
教会内に描かれている題材は、聖書のさまざまな場面であることが多く、陽光が通ることによって輝きを放ちます。美術的に価値のあるものも多くあります。

聖水
司祭によって祝別された水で、準秘跡に類します。聖別された水は霊的な清めの象徴で、通常、教会の入口に置かれています。教会内に入るときは指で聖水をつけて十字架のしるしをするのが習慣です。
物品の祝別や洗礼式に使用されます。

十字架の道行
キリストの受難を黙想しながら行う信心業です。
教会内の壁に掛けられた受難の場面、絵の前で行われます。
通常、四旬節中に行われます。

出典:『イラストで知るカトリック教会生活』(サンパウロ編)

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