ド・ロ神父様の帰天から百年 王であるキリスト(マタイ25・31~46)

ド・ロ神父(マルコ・マリー・ド・ロ神父)様が長崎市の南山手で亡くなったのは1914年11月7日のことで、今年はちょうど百年に当たります。ド・ロ神父様は74歳で亡くなるまで46年間を日本で過ごし、そのうちの33年間を外海の出津で信徒たちの信仰促進、社会福祉、土木、建築、医療、教育など、多岐にわたって奉仕しました。月刊誌『家庭の友』の2014年11月号では、この機会にカトリック出津教会出身の浜口末男司教様(大分教区)とシスター辻原祐子さん(お告げのマリア修道会)に協力いただいて、ド・ロ神父様の魅力などについて執筆したり、語っていただきました。

浜口司教様は、ご自身の子供の頃に親から教えていただいたことやド・ロ神父様の教育者としての姿勢などについて書いてくださいました。またシスター辻原さんはド・ロ神父さんが神様からいただいた使命、役割を忠実に生きた方としての視点で語ってくれました。特に印象的だったのは、「ド・ロ神父様が『もっとも小さな者のひとりにしたことは、わたしにしたのである』(マタ25・40)という聖書のことばを生きた司祭であった」ということでした。事実、ド・ロ神父様は「最も小さな人」のために働いていきました。ご自身はとても貧しくても、地域の方々のためにほんとうに奔走した方です。それだけに多くの人の信頼を受けたのではないでしょうか。

今日のみことばで「あなた方によく言っておく。これらのわたしの兄弟、しかも最も小さな者の一人にしたことは、わたしにしたのである」(マタ25・40)ということばがとても心に響いてきます。いつの時代でも虐げられたり、差別されたり、見捨てられたりなど、小さな人たちがいます。あるいは自分自身がそのように感じているかもしれません。

ド・ロ神父様のような広い愛情が、今日のみことばととても重なって見えてきます。

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