「カトリック入門」 第7回 イエス・キリストについて(その1)【動画で学ぶ】

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第七回:イエス・キリストについて(その1)「イエスの生涯と呼称」

•新約聖書について
 *新約聖書は全部で27あり、すべてギリシア語で書かれている。この中で一番古いのは、パウロがギリシアのコリントからテサロニケの信徒に宛てた手紙を言われています。だいたい紀元51年ごろです。
 *4つの福音書(よい知らせ、よい便り)
  「福音」は「エヴァンゲリオン」と言われ、「よい」「知らせ、便り」を意味している。
  マンガのキャラクターではない。
  ➀マタイ福音書:ユダヤ教から改宗したキリスト者のため。旧約聖書の引用が多い。
  ②マルコ福音書:福音書の中で短く、説得力がある。
  ③ルカ福音書:異邦人から改宗したキリスト者のため。いちばん分かりやすい。
  ④ヨハネ福音書:高みから書いていて、とても神秘的。
  マタイは天使、人(Angelus)、マルコはライオン(Leo)、ルカは牛(Bos)、ヨハネは鷲(Aquilla)のイメージ →ALBA(暁、あけぼの)
 *使徒言行録(使徒ペトロと使徒パウロの宣教活動)
 *13の書簡があり、パウロ自身が書いたものは7つ、パウロのものとされている手紙が6つ。それにヘブライ書。
 *全教会に宛てた7つの手紙
 *ヨハネの黙示録

•イエス・キリストとは?
 *「イエス」は、太郎、次郎といった固有名詞。ヘブライ語の「ヨシュア」の短縮形。
  「キリスト」は、ヘブライ語の「メシア」をギリシア語に訳したもので、もともとは「油注がれた者」の意味。イエス以前のユダヤ教では、王とか祭司とか預言者の称号として使われていた。
  「イエスという方こそキリスト、救い主である」「イエスはキリストである」という信仰告白の表現。
 *イエス・キリストが生まれたのは、昔、紀元前4年と言っていた。最近では紀元前8年から6年の間と言われている。
 *西暦というのは、紀元6世紀にローマで活躍したディオニシウスという修道士が、ローマ建国紀元754年をイエス誕生の年とし、この年を元年とする「キリスト紀元」すなわち「西暦」を作ったのですが、ディオニシウスは計算違いをしたようで、実際には、イエスの誕生年は、実際よりも数年前だった。
 *イエス・キリストのことは、新約聖書、特に福音書によって分かる。
  新約聖書はイエス・キリストの生涯、すなわち主の誕生、聖家族内での生活、公生活、受難、死去、復活、昇天などを伝え、それによる救いの福音を告げています。
 *イエス・キリストの生活は?
  ご降誕の後、40日目に聖母マリアはエルサレムの神殿において、旧約の律法による式を受け、幼子イエスを神におささげになった。(ルカ2・22~40)
  また東方の学者たちはイエス・キリストを拝みにきた。こうしてユダヤ民族以外の人々にもキリストは礼拝されます。(マタ2・1以下)
  東方の学者たちが帰った後、イエス・キリストはヘロデ王の迫害を避け、マリアとヨセフに連れられてエジプトへ避難なさいました。
  イエス・キリストは、エジプトからお帰りになってからガリラヤ地方の町ナザレに住み、マリアとヨセフとに従っておいでになった。(マタ2・23、ルカ2・51参照)
  12歳の時に、旧約の律法に従ってイエス・キリストはマリアとヨセフとに連れられて、エルサレムの神殿にお参りに行きました。この時、学者たちと問答し、マリアとヨセフとのご自分の使命をお示しになりました。(ルカ2・41~49)
  その後も、イエス・キリストはマリアとヨセフとに従い、大工の仕事をなさりながら、人々に家庭生活と労働の尊さをお示しになりました。(ルカ2・51、マルコ6・3参照)

 *イエス・キリストの公生活
  イエス・キリストは30歳のころ、救い主として公に活動を始められました。洗礼者ヨハネは神に遣わされて、人々にこの救い主の近づいたことを告げ、回心を勧めていました。
  ルカ3・1~2を読む
  イエス・キリストは30歳のころ、洗礼者ヨハネから洗礼をお受けになり、荒れ野で40日間、断食され、悪魔の誘惑を退けられました。(マタイ3~4章、ルカ3~4章)
  最初の仕事として、4人の弟子を選ぶ。最終的には12使徒をお選びになり、彼らとともに、パレスチナを巡って神の国の「福音」を説かれました。
  神の国の福音とは、「神の国」についてのよい知らせ、つまりイエス・キリストによる救いについてのよい知らせです。
  イエス・キリストはご自分の教えと生活、しるしと奇跡により、そしてとりわけご自分の死と、死者の中からのはえある復活とにより、旧約の啓示を成就し、ご自分が救い主であることをお示しになりました。
 *イエス・キリストの説いた救いの道
  イエス・キリストが救いの道として教えになったのは、心の改めと神のみことばに対する信仰、御父である神に対する愛、そのみ旨に対する従順、その計らいに対する信頼、敵を含むすべての人々に対する愛、助け、ゆるし、心の清さと謙遜、罪の痛悔、誘惑に対する警戒、不断の祈り、などのことです。また、自分の十字架をともにして、生命に至るようにすべての人をお励ましになりました。

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