総長からメッセージ(2020年5月15日付)

親愛なる兄弟の皆さん

Covid-19のパンデミックによる状況を生きるこの危機的な時にあって、わたしと総統治の兄弟的あいさつを皆さんに送ります。わたしたちは、この緊急な状況──今や、その中心はヨーロッパ、アジアから北中米、アフリカに移りつつあります──が管区・地区にもたらす影響を注視しています。全世界におけるパンデミックの犠牲者を思い起こす一方で、わたしたちの思いは亡くなっていった兄弟会員たちに向かいます。既患の病によって亡くなった会員も、ウイルス感染が影響しました。確かに、この現実はわたしたちが自分たちと兄弟会員たちの健康に配慮するように駆り立てると同時に、わたしたちのパウロ的生活と使命の多くの側面を見直すよう駆り立てています。力を合わせてはたらくように、使徒職においてよりいっそう創造的であるように、デジタル環境におけるわたしたちの存在をよりいっそう大胆なものとするように、です。

この憂慮すべき状況にもかかわらず、第11回修道会総会準備委員会は、すでに予定され、発表されているタイム・スケジュールにしたがって活動を進めています。修道会総会のためのこの大切な時期にあって、わたしたちは皆さんの協力と参加に信頼しています。これこそ、「シノドス的あり方」の真の実践であり、これをとおして、わたしたちは修道会の歩みをともに検証し、修道会を未来へと方向づけるためのサジェスチョンを提示しようと努めるのです。この「シノドス的あり方」こそ、近く発表されるであろう年次教書のテーマです。

わたしたちの生活を、特にこの5月にあって、わたしたちの母、師、女王であるマリアにゆだねましょう。創立者はわたしたちに思い起こさせます。「マリアのうちに、すべての使徒職が凝縮されます。彼女だけが真の『使徒』です。彼女だけがイエス・キリスト全体を与えたからです。わたしたちは、イエス・キリストを世界に与えるのに寄与するなら、このマリアの使徒職にあずかることができるのです」(HM VIII, 78)。わたしたちは、マリアの足跡従って、コミュニケーションのさまざまな言語媒体をとおして、世界にイエスを与えることができます。そう、今日の状況に立ち向かうために、愛と勇気と希望を必要としているこの世界にです。
兄弟として。

総長 ヴァルディール・ジョゼ・デ・カストロ神父

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