コロナ・ウィルスに関する総長のメッセージ

親愛なる兄弟の皆さん

今や世界的に大規模なものとなったコロナ・ウィルスの広がりによって難しい時期を生きている中にあっても、皆さんが元気に過ごしていることを願っています。この「インフォメーション・シート」は、聖ヨセフの祭日に届けられます。聖ヨセフは、正しい人、偉大な信仰の人であり、マリアとともに、その時代の出来事を現実的なまなざしで読み取ること、またイエスを保護するという使命を果たすうえで逆境にも立ち向かうことのできた人です。とりわけ、コロナ・ウィルスの世界的大流行(パンデミック)というこの時期にあって、わたしたちが師であるイエスを受け入れることができるすべを、また一人ひとりの人、そして全被造物を守りつつ、具体的な姿勢をもって師であるイエスへの信仰を生きることができるすべを、聖ヨセフが教えてくださいますように。

総統治として、皆さん一人ひとりの近くにいることを表明するとともに、わたしたちは、この不確かな時に信仰と落ち着きをもって向き合う必要性を、皆さんに喚起したいと思います。自分自身の健康と兄弟会員たち、特により高齢の兄弟たち、病気の兄弟たちの健康に配慮してください。この緊急の時、この病気の予防に関して、医療に関するそれぞれの国の指導者たちの指示に、また司牧的役務の実施に関する地方教会の方針に、厳密に従うことができますように。

教皇フランシスコが述べているとおり、「この世界的大流行(パンデミック)の状況の中で、わたしたちは多かれ少なかれ他者から離された状態にあります。だからこそ、教会のメンバーすべてを一つにする交わりの価値を再発見し、深めるよう、わたしたちは招かれています。キリストに結ばれているわたしたちは、決して一人であることはありません。キリストを頭とするただ一つの体を形づくっているのです」。四旬節の歩みが求めるように、苦しむキリストに結ばれて、世界的大流行(パンデミック)の犠牲者のために祈りましょう。この大変な状況によって苦しむすべての人と一つになりましょう。病者、その家族、医療関係者のために祈りましょう。わたしたちはどのような現実の中にあっても、具体的な援助をすることができます。特に、わたしたちのコミュニケーション手段を用いて、わたしたちの対話相手にキリスト教的希望をもたらし、この複雑な現実の中にあってどのような措置をとればよいのか、具体的に彼らを方向づけることができるのです。

この状況によって生じた経済的不安定さと、わたしたちの使徒職活動への影響──現在の、また未来の──を踏まえつつ、多くの管区・地区がすでに自分たちの生活スタイル、投資、計画、支出について見直すよう模索し始めたことを、わたしたちは知っています。全員がこうした見直しの取り組みに貢献することを期待しています。その影響がまだそれほど際立っていない管区・地区においてもです。この意味で、総統治も今後数ヵ月の間に予定されていた集い、訪問、渡航の計画を見直し、より明確な安定、安全のしるしが確認されるであろう時期に延期することにしました。

終わりに、修道士会員への特別な思いをもって、このメッセージを結びたいと思います。聖ヨセフは、修道士会員にとって、みずからの奉献生活の重要な拠り所だからです。おめでとうございます!

皆さん一人ひとりが、聖ヨセフの模範に倣い、神への自由で全面的な自己放棄のうちに、喜びと豊かな実りをもってパウロ的生活を生きることができますように。

兄弟として

総長 ヴァルディール・ジョゼ・デ・カストロ神父

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