ヴーさんのお父さんの葬儀に出席して――ベトナム便り シーズン2

12月7日急死されたヴー神学生(現在東京神学院哲学科在籍)のお父さんの葬儀にホーチミン共同体からも参列しました。ヴーさんも急きょベトナムへ帰国され棺の中のお父さんと対面することになりました。

ヴーさんの故郷はホーチミン市から車で一時間半ほどのドンナイ省にあります。葬儀はスアン・ロック教区のブイ・チュウ教会で行われました。ヴーさん家族の所属する教会で自宅から1ゆっくり歩いて10分程です。

まず、亡くなってから葬儀が行われた11日まで、自宅に安置された棺の前で教会関係者などのいろいろなグループがお祈りをされたということです。自宅の前にはそのお祈りの時間が記された垂れ幕がありました。私たち共同体も8日の午前中に伺いお祈りをしました。

葬儀は11日の早朝に行われましたが、午前2時にホーチミン市をタクシーで出発し、到着した3時過ぎにはすでに教会に向かう前の楽団の演奏が行われておりました。私たちも急いでお線香をあげ教会までの行列に備えました。

教会での葬儀は8人の神父さんたちによる共同ミサが捧げられ多くの信者たちも参加されていました。祭壇の両側のモニターにはお父さんの遺影が入ったものが映し出されていました。遺族の関係者は頭に白い鉢巻のようなものをされていて、これはベトナムの慣習のようです。

告別式の後は近くの墓地に向かい埋葬となりました。ベトナムではまだ土葬が行われおり、すでにセメントで作られた枠の中に棺は納められ、後で自分たちの場所に移されるようです。棺が吊り降ろされた後は適当な土を入れ、途中でお花や頭にしていた鉢巻も入れていました。ある程度土が入ったところで遺族の方が足で踏み固め、最終的に盛り土の上に名前が書かれた十字架やお花を挿していかれました。すべてが終了した時には日が開け、街の喧騒が始まっていました。

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