何か気づくよ! 井手口満修道士

創立者ヤコブ・アルベリオーネ 神父は、聖パウロ修道会、聖パウロ女子修道会、師イエズス修道女 会を含む五つの修道会の他に、併設された聖パウロ協力者会と、聖マリア・アンヌンチアータ会など 四つの在俗会、合わせて十の会を創立しました。この五つの修道会の総長たちは、今年二〇一九年一月二十五日〜二〇二〇年一月二十四日までを全世界のパウロ家族の『召命年』とし「神の賜物を再び燃え立たせなさい」(二テモテ1・6)というみ言葉をスローガンにたてました。

日本で宣教しているパウロ家族(聖パウロ修道会、聖パウロ女子修道会、師イエズス修道女会)の各会の召命担当者は、まず『召命年』のロゴ入りの二折の『召命の祈りカード』を作成して各会員に配布し、教会での召命司牧活動に役立てていただくようにしました。また、東京で二〇一九年四月二十九日、広島で七月十五日、大阪で九月十六日、そして福岡で二〇二〇年一月十八日と全国四箇所での「青年の集い」を企画しました。

講師はそれぞれの教区の神父様にお願いして、神父様ご自身の【召命】についてお話を伺うということで、参加者に召命を身近に感じていただけたらという企画です。これまで、二回の「青年の集い」を行いましたが参加された方の感想は、とても良い集いとなったと答えてくださいました。

東京では、カトリック潮見教会で司牧されている高木健次神父様に講師をお願いいたしました。神父様は、神学校を一度お辞めになって彼女と色々な所に出かけた時に頭の中で、「こんな所に、教会の子どもたちと一緒に行きたいな」と浮かんだそうです。それから、神学校に再び入学なさいました。

広島では、カトリック津和野教会、益田教会、浜田教会で司牧されている大西勇史神父様に講師をお願いいたしました。神父様は、上京して友達の悩みの相談を電話で聞きながら、上手く答えられない自分を思われ、司祭への道に気づかれたと語ってくださいました。

一日の流れは、全国すべて同じプログラムで行われ、午前中に神父様の「召命の講話」と「ミサ」を行い、午後からは、パウロ家族の紹介とそれぞれの会のブラザー、シスターの召命について分かち合いをします。その後にお茶をしながら、参加者の分かち合いをし、最後に神父様の祝福で閉会となります。東京でも広島でも共通して感じたことは、午前中の神父様の講話のあとの分かち合いが素晴らしいことです。

ある方は、「長い引きこもりの時期を過ごしていた時に、友人の助けによって今の自分がある」と分かち合われ、ある方は、「結婚講座に参加したのですが何だかんだかこの集いに興味を覚えて申し込みました」と分かち合われ、また、お嬢さんと一緒に参加されたお母様は、「学生時代は、マザー・テレサの会に入りたかったの、でも、恋しちゃったの」と分かち合われました。

私は、この集いが神父様の講話を含め、スタッフも参加者の分かち合いを「一つの鍋」に入れて煮込む料理のように感じました。自分の分かち合いだけではなく、他の人の分かち合いを聴き、共感してさらに深まって行く、そのような「集い」となったように思います。

この「青年の集い」は、あと一回行われますが、きっと素晴らしい集いとなることと思います。そして、参加された方が「何か気づかれ」て一歩を歩まれたらいいなと思っています。

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