修道院食堂のホワイトボードミラクル――おでかけTomaP

とまにちわ!

四谷修道院で、食事のありなし、在院外出などの伝言板に使われる、食堂のホワイトボード。
かれこれ10年以上使っているのに、今更そんなことが!?

ちなみに、食堂のホワイトボードは、《光沢紙》に名前を記した表を上半分に貼っています。
最近はミサ当番表も貼るようになったので、マーカーで書ける範囲は、意外と狭いのです。

そんなある日、会員が上京することになり、四谷修道院にしばらく滞在することになりました。
これまでなら、「お客様」というマグネットを余白に貼って、食事の「要」「不要」を伝えるはず。
もしくは、名前が書いてあるマグネットを使っていたような…。

しかし、大胆にも、ある会員が紙の上に直接名前を記入!
おまけに、来院のことを知らない他の会員が、その名前を消す!!
といった連携プレイまで起きてしまうミラクルが。

「名前を消したけど、きれいに消えない!!」
「どういうことなんだ!」

なんだかすでに話がややこしい…。

「地方からしばらく会員が来るんですよ!」なんて話をしたら、今度は消えきっていない名前の上に、さらにマーカーで名前を上書き!!

ええ、なんとなく、元の状態に戻った気がします。ちょっと汚いけど(笑)。

すると、「きれいに消えないのは何でだろう?」と、今度は、ホワイトボード用の《マーカー》をじっと見て確認しているのです。
この《マーカー》に原因があるのだと、ピンと来た様子。

「なんだ、これ、油性だよ!」
「なんで油性マジックがここにあるんだよ!!」

にわかに周りが騒がしくなります。

ちなみに、ホワイトボード用のマーカーは、分類上「油性」のペン。

しかし、その成分は通常の油性マーキングペンと少し違っていて、「顔料」と「はく離剤」が含まれているので、後で消すことができるのです!!

が、ホワイトボードマーカーに書かれている<油性>の文字で、頭はすっかり油性マジック!

周りの人からも、「そこは紙だから、ペンで直接書いちゃダメなんですよ」などと、言われちゃってるし・・・。

ちなみに《光沢紙》にホワイトボードマーカーで書かれた文字は、濡れたティッシュできれいに取れました。
すごいぞ光沢紙!

そういうことで、「お客様」というマグネットを、こっそり後で貼りました!
これで、世界はまた一つ平和へ!!

「家庭の友」2018年9月号より引用

TomaP
聖パウロ修道会会員・修道士。
聖パウロ修道会のウェブサイトとSNSを担当。雑誌「家庭の友」でコラム連載中。
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