ロザリオの祈り 喜びの神秘――神さまとともに歩く修道院の祈り

喜びの神秘(月・土曜日)

一 大天使ガブリエルはおとめマリアに、主イエス・キリストのご託身、および、神の母に選ばれたことを告げます。
マリアは、「わたしは主のはしためです」と言われ、へりくだってそれをお受けになります。
謙遜な聖母に倣い、この徳を願いましょう。(ルカ1・26~36参照)

(黙想のヒント)
ロザリオにおけるイエス──救い主
ロザリオにおけるマリア──マリアの特典
実り──謙遜
意向──まだ神を知らない人のため
みことば──「おめでとう、恵まれた方。
主があなたと共におられる」
聖体──真の現存
純愛──心よりの愛徳

二 おとめマリアは、聖エリサベトを助けるために、急いで彼女のもとへ行かれます。
隣人に対するマリアの愛徳をたたえ、この徳を願いましょう。(ルカ1・39~40参照)

(黙想のヒント)
ロザリオにおけるイエス──いのちであるイエス
ロザリオにおけるマリア──恵みの仲介者
実り──隣人愛
意向──母親のため
みことば──「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう」
聖体──聖体礼拝
純愛──活動的愛徳

三 イエスは、ベツレヘムの岩屋で、貧しさのうちにお生まれになります。
清貧の徳を重んじ、この徳を願いましょう。(ルカ2・6~7参照)

(黙想のヒント)
ロザリオにおけるイエス──道であるイエス
ロザリオにおけるマリア──神の母
実り──清貧
意向──幼児のため
みことば──「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、み心に適う人にあれ」
聖体──聖体拝領
純愛──聖体によって養われる愛徳

四 律法に従う義務がないのに、マリアはイエスを神殿にささげ、清めの規定を果たされます。
マリアの従順を思い、この徳を願いましょう。(ルカ2・22~39参照)

(黙想のヒント)
ロザリオにおけるイエス──永遠の祭司
ロザリオにおけるマリア──諸徳の模範
実り──従順
意向──司祭のため
みことば──「この子は、イスラエルの多くの人を倒したり、立ち上がらせたりするためにと定められています。多くの人の心にある思いがあらわにされるためです」
聖体──聖体拝領の準備
純愛──黙想のうちに燃え立つ愛徳

五 少年イエスは、三日間、神殿で学者たちの間に留まり、かれらに耳を傾け、御父のことについてお尋ねになります。
自己の召命を理解し、これに生きる恵みを願いましょう。(ルカ2・41~51参照)

(黙想のヒント)
ロザリオにおけるイエス──真理であるイエス
ロザリオにおけるマリア──マリアのみ心
実り──罪に対する憎悪
意向──教師のため
みことば──「わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか」
聖体──聖体拝領後の感謝
純愛──家庭内の愛徳

ロザリオの祈りは、イエスとマリアの生涯の主な神秘を考察する祈りであり、教会や社会、家庭や個人に、多くの恵みを求める祈りです。
ロザリオの祈りは、あらゆる人に適した祈りで唱えやすく、聖母マリアのみ心にかない、聖母が自ら勧めた祈りです。またロザリオの祈りは、生活上のすべての必要や信心の実践に有益であり、臨終のときの慰めです。
さらに、ロザリオの祈りは、歴代の教皇が奨励した信心業であり、聖人たちに共通した信心業です。
祝福されたロザリオを、いつも身につけ、ロザリオの祈りについて教え、各神秘のテーマを黙想しながら祈り、常に自己の聖性と使徒職のための祝福を願います。
ロザリオは、少なくとも毎日一環(五連)は唱えるよう勧められています。

『パウロ家族の祈り』より

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