バレンタインデーは教会と関係がありますか?――キリスト教知恵袋

バレンタインデーとはもともと、聖バレンチノ司祭殉教者を記念する日でした。

バレンチノはローマの司祭として熱心に宣教し、苦しむ人、貧しい人、病める人を助け導きました。
バレンチノに関する伝説は複数あり、ローマ殉教録によると、この日に同名の司教が殉教しており、複数の伝説や奇跡などが重なり、細部が異なって伝えられたと考えられます。

中世になると、バレンチノの記念日に異性に愛の告白のカードを渡す慣習が広まり、恋に悩む人たちがバレンチノに取り次ぎを願いました。
また、古代ローマで豊作を祈願するルペルカリア祭(2月中旬)に女性が愛の手紙を書いてつぼに入れ、手紙を受け取った男性がその女性をデートに誘うという習慣があり、それに結び付けられたともいわれています。

日本では、製菓業界の販売促進によって1960年前後から流行しはじめ、「女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈る」という、日本独自の発展を遂げたものとなりました。

なお、カトリック教会では、2月14日は聖チリロ隠世修道者と聖メトジオ司教を記念します。

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