狭い門 年間第21主日(ルカ13・22~30)

今日のみことばで「狭い門から入るように努めなさい」(ルカ13・24)とイエスは語ります。狭い門が救いへと導かれていくものです。天国への道のために、狭い門を通るということになるでしょうか。

六月下旬にベトナムのホーチミン共同体を訪問しました。二十四日に出発し、二十八日の朝には戻ってくるという四日間の日程でした。初日、ホーチミン空港に山口神父さん、サレジオ会のロック神父さん、シンさん、トゥアンさんが迎えに来てくれました。七月二十日から本格的に異動することもあり、大きな荷物を二つ持っていったのはよかったのですが、小さな車であったため、車内は大きな荷物もあってすし詰め状態。何とか共同体に到着しました。二日目は恩人の叔父さんになる主任司祭や恩人を訪問しました。午後からは六十キロ近く離れたサレジオ会の修道院と教会を訪問しました。教会の近辺に住む方々の約九割がカトリック信者とのことです。朝三時半には教会の鐘が鳴り、四時には祈りの声が聞こえました。ほんとうに朝が早いなあと感心しました。日曜日には、午前六時からの子どもたちのミサをお手伝いしましたが、ロック神父さんが同席し、「せっかくなら説教の中で何か話をしてくれ」ということで、パウロ会の話や創立者のことについて話をしました。へたなイタリア語で話したことをロック神父さんがベトナム語に訳してくれ、とても感謝しました。おそらく私の話を上手に翻訳してくれたんだなあと思います。

四日目の月曜日は、一人の青年と話をしました。三十一歳になりますが、日本で生活したこともあり、日本語で話し合いができました。将来は司祭になりたいとのことですが、日本で司祭になるには日本語検定のN1に合格しなければならず、それが大きな負担だと言っていました。それは彼にとって、とても狭い門のようです。

私たちにもいろいろな高いハードルがあります。それをどんなふうに受け止めていくか、その道筋を今日のみことばは教えてくれます。

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