心を一つにして 年間第23主日(マタイ18・15~20)

6年前の6月19日に高松教区で諏訪榮治郎司教様の司教叙階式が行われ、その式に参列しました。とても家族的な雰囲気で、一つの新しい流れを感じるようでした。

これまで、この教区で奉仕なさった溝部司教様への感謝の言葉がしばしば述べられ、その度にとても大きな拍手が沸いておりました。この拍手には、種々の課題に取り組まれてきたことへの感謝と敬意が込められている感じでした。諏訪司教様も、溝部司教様がこれまで取り組んでこられたことを継承していくとのこと。それは司教紋章にもよく表れています。叙階式の式次第に次のような説明が記されていました。

「紋章のテーマは聖霊(SPIRITUS)による『一致』(UNITATEM)への願いを示す。鳩に象徴される聖霊のそそぎはU字型に並んだ『神の民』に受けつがれていくことを示す。四県を表す4つの十字架は聖霊の炎に満たされ『再生と一致』に向かう高松教区を表す」と。種々の課題がある中でも、「一致」しながら歩んでいくことを特にお祈りしました。折りしも、ちょうどその日は「三位一体」の主日。「一致」がテーマの典礼でした。

今日のみことばの中で「どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる」とイエスは語ります。いろいろな考えがあったとしても、心を一つにする意義を表すものです。

高松教区にはこれからもいろいろな十字架があるでしょう。しかし、式に参列しながら、信徒、修道者、司祭たちが新司教を支えていくような雰囲気をつくづく感じました。「心を一つにする」雰囲気が感じられたことは喜ばしいことでした。誰にでもいろいろな十字架があるものです。それから逃げることなく、勇気をもってその十字架を担いたいものです。諏訪司教様のすがすがしい表情を見ながら、新しい希望の光を感じました。

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