修道生活の原点はやはり福岡にある 洗川修一修道士

私の召命のきっかけは当時としては単純なことであった。

今は亡き前田神父さんが自分の教会に募集に来たのと、すでに入会していた同郷の先輩がたくさいたので、彼らから勧められたということである。

また、シスターとなっていた叔母たちがいたのも少なからず影響があったと思う。兄弟の中から一人ぐらいは神学校か修道院に行くという周りの雰囲気もあった。

終生誓願(1981年)

しかし、両親から直接問われた記憶はあまりなく、暗黙のうちにそうなっていたのかもしれない。

小学校を卒業して入会ということなので、何も分からず、司祭、修道士の身分についても分からなかった。志願院があった福岡に行くということも、随分遠いという感じだった。五島から離れたことは、入会前年の修学旅行以外はかったので、船と汽車を乗り継いで行くということは気が遠くなることだった。

誓願25年(2000年)

いま福岡での三年間を振り返ってみると、いろんなことが思い出される。共同生活や勉強などの苦い体験や、特に食べ物については初めて食するものが多かったので、ドキドキしながら食べていたような記憶がある。

しかし、自分の修道生活の原点はやはり福岡にあるような気がする。多くの体験をしたことの中に、ある種の緊張感がいつもあって、それを乗り越えてきたから、今の自分があるのだと思う。

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