死について考える(音声動画)

福音朗読箇所 マタイ22:23~33

死について考えるのは、生きている人間である。
良い死を迎えたいと望むのも、生きている人である。
良い死とはどんな死であるのか?
良い死があるのなら悪い死もあるのか?
良い死、悪い死というのは人間の判断である。

亡くなったときの顔
「本当に美しいお顔をしていた」
「生きているときには見せなかったような美しい輝くようなお顔だった」
美しい死顔は美しい生き方の証と言われるが、良い死・悪い死は生きている人の判断である。
良い生き方をしたら美しい死顔になれるか?

どんなふうに復活するのかということは誰にも何とも言えない。
復活は地上でのつながりをすべて解くものである。
すべて神の子として復活する。
どうしても地上でのつながりで考えてしまうが、それは生きているものの考えである。
死んだ後のことを想像すること自体は意味がないのではないか。

神の力によって生きる、神の子として復活する。
朽ちたものが朽ちないものに復活する。
人間は種として地上に生き、土の中に死んで、復活して新しい命として生きる。

永遠の命に至る「今」という「この時」を大切にしてしっかり生きる。
「今」から永遠につながる。
永遠の命は「今」と密接な関係がある。
「今」が永遠の命につながる。

死者のために祈る。
生きていた時になした過ちをゆるしてください。
生きていた時になした善い業を受け入れてください。

「神の愛はあなたの何百倍も大きいものです」ある老司祭の言葉

生きている「この時」に愛のわざを伝える。
そのあとに永遠の命への復活がある。
死について考えることは大切だが、
多く愛した故に多く許された女のように、愛のわざに駆り立てていくことが大切である。

死者のために祈る、自分自身のために祈る。
「今」という時を生きる恵みを願いましょう。

(赤波江謙一神父/聖パウロ修道会)

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