マインドフルネスでいただいた恵みに気づく パウロ家族合同祈りの集いレポート

パウロ家族合同(召命担当者)の「祈りの集い」が行われました。テーマは、『いただいた、恵みに気づくマインドフルネスを用いて・・・』としました。参加者そのうちの3名は、プロテスタントの方でネットを見て来たそうです。時間割は、10:00から「オリエンテーション」「ミサ」「昼食」「エクササイズ」「面接」「聖体礼拝」「おやつ・分かち合い」という流れで行い、16:30までだったのですが、おやつと分かち合いが延び、最終的には17:00までとなりました。

さて、「マインドフルネス」というのは、聞きなれない言葉ですが、日本語になおすと「気づきの販想」となります。もともと、仏教用語で「ヴィパッサナー」という瞑想う方法です。これは、「今、ここの瞬間の感覚、感情思考に価値判断を入れることなく、あるがままに気づくことで、感覚、感情、思考と自分自身を切り離し、心の解放(心の自由と平和)」を図るものです。瞑想の中に、怒り、悲しみ、痛み、嫡しさなどの感覚や感情など、様々な思いが出て来たとき、それを悪い、良いなどと判断することなく、すべてをあるがままに受け入れるようにしていきます(赦す、聖霊に任せる)。

実際は、呼吸をするときに鼻と上唇の間に意識を集中し、背筋をまっすぐにし、呼吸をしたときに身体の感覚を感じることを基本姿勢とし、「歩く販想」「聴く眼想」「手動眼想」などを行っていきます。私たちは、「目の前の作業(行動)をしながら、別のことを考えてしまうこと」がよくあります。たとえば、パソコンに向かいながら、仕事の納期のことを考えたり、食べながら新聞を読んだり、おしゃべりをしたりというように、「○○しながら、別のことを考えたり、行ったり」しています。この眼想は、まず、「今、行っていることに集中し、そこから起こってくる感覚に気づく」ことを大切にします。

この眼想を行うことで、日ごろ私たちが何気なく歩いていたこと、食べていたこと、強いて言えば、生きていることの中に「恵み」を感じる、気づいていくことができるようになってくるのです。今回の「いただいた、恵みに気づく」というテーマは、私たちが、何気ない日常の動作、感情の中から「多くの恵み」に気づくというきっかけになればと思って企画しました。

参加者の分かち合いで「この眼想で、身体の節々にいたるまで愛おしいと感じました」とか「コンビニ弁当の味がこんなに濃いと気づきませんでした」という感想を頂きました。また、アンケートでは、「また、このような企画があれば参加したい」という、うれしい感想もありました。

この集いが無事に終わることができ、また、いろいろな面で協力してくださった方に感謝したいと思います。

(文・井手口滿修道士)

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